メモ帳（２００６年１０月）
メモ帳
１０／２ センチメンタルで、やや支離滅裂な話
頻繁に利用していた緑のレンタルビデオ屋が閉店しました。
以前にも常連だったお店が潰れたことは何度もありましたが、今回が一番衝撃的でした。
目前の新刊書店と提携していて、本をネット注文するとレンタルのタダ券が貰えるという、
とてもありがたいサービスを行っており、少なくとも数十本、
Ｔｉｓｓはタダで借りさせていただきました。
お金を払って借りたモノは、恐らく二百本を超えます。
アニメファンとしての物欲は赤のレンタルビデオ屋が存続する限り満たせるのですが、
寂しい気持ちで一杯です。
ひとつのお店に肩入れし続けることは多くありません。
より条件が整ったお店が見つかれば、そちらに流れていきます。
事実、引越しもしていませんし、潰れてもいませんが、
年間レンタル１００本以上を初めて達成した２００２年に通っていたレンタル屋と、
現在通っているレンタル屋は違います。
義理立てする必要なんて無いのですから、これは至極真っ当なことです。
裏切りを気に病むことはありませんし、
お店側も「仕方が無い」とスッパリ諦め、営業努力を続けるべきです。
しかし、ウェブサイトも似たようなものだと考えると、Ｔｉｓｓは切ない気分になってしまいます。
掲示板に書き込んだりメールを送信したりするぐらい、そのサイトのことを気に入っても、
１年足らずで寄り付かなくなることは、よくあることです。
ウチも御多分に洩れません。
初期と最近のチャット会参加メンバーを比較すれば一目瞭然ですね。
つぶやき，プロジェクトＯＡＲ，レンビ同盟を知っている人は、一体どのくらいいるでしょうか？
先の２つはせいぜい一人か二人、最後のひとつは誰も知らないと思います。
個人運営しているウェブサイトはお店以上に「生き物」で、
力を入れる部分がどんどん変わっていきますから、
同じ所を馴染みにするのはなおさら珍しいことでしょう。
自分もたくさんのブックマークサイトを見限ってきましたが、我が身になると哀しくなります。
実に我がままですね。
それでもＴｉｓｓがサイト運営を続けるのは、一時期でもコミュニケーションを取れたという喜びと、
自分の作品が誰かに見られたという実感が得られるからです。
だけど、Ｔｉｓｓは我がままなので、もうひとつ望みます。
物足りなく感じたら巡回ルートから外していただいても構いません。
内容を忘れてしまっても構いません。
ただし、このサイトを贔屓にしていた過去と、このサイトにまつわる思い出は、
いつまでも記憶に留めておいて欲しいと願います。
緑のレンタルビデオ屋は、気取った言い方をすると「青春の拠り所」でした。
Ｔｉｓｓはそんな風に思わせるサイトを作りたいと思います。
それがサイト管理人としての究極の目標です。
＊更新報告
雑記に『Ｔｉｓｓのエロ漫画レビュー』を新設しました。
どう見ても未完成ですね。
おいおい補完していきます。
さあ、毎年恒例、おとん＆おかんの福岡来訪が近付いて参りました。
エロい壁紙を目撃されたこともありました。
可愛い少女が載った新聞の切抜きを目撃されたこともありました。
いずれも、筆舌に尽くし難い極めて微妙な空気が流れました。
あんな思いは二度としたくありません。
ああ、どうしよう、エロ漫画。
雑誌をクローゼットの奥に積み上げ、漫画をベット下の収納ケースにしまい、事無きを得た１年前。
あれから雑誌は増えていませんが、漫画は急増しました。
倍増どころじゃないです。
昨年９月下旬の時点で恐らく１０数冊しか持っていませんでしたが、今は６３冊あります。
欲望の赴くまま古本屋巡りを繰り返し、５１冊も買っちゃいました。
ほぼ週一冊のペースですよ。
こういうのを「馬鹿素晴らしい」と言うのでしょうかね？
まだ片付けは始めていませんが、とても不安です。
入り切らなかったらどうしよう・・・。
１０／３ エロ漫画レビューについて補足
一応、全作品に評点を付けていますが、これは暫定的な措置です。
詳細レビューを書くまで評点は変動することがあります。
御了承下さい。
１０／１８ エロ漫画レビューの評点について
第２７回チャット会で要望がありましたので、エロ漫画レビューの評点について補足します。
１０点：画が非常に魅力的で、専門性も極めて高く、優れた話が揃っている。
文句無しのオススメ作品。
９点：画が非常に魅力的で、専門性も申し分の無いレベルに達しており、
優れた話も数多くあるが、１０点満点を獲得するには一押し足りない。
しかし、完成度は相当高い。
普通にオススメの作品。
８点：画は好みで、専門性もかなりのものだが、９点作品に比べて優れた話の絶対数が少ない。
でも、優れた話のクオリティはオススメ作品のそれと同等である。
個人的には「買って良かった」と満足している作品。
７点：評価できるポイントはあり、総合的に見ると悪くはないのだが、
看過できない不満点も存在する。
及第点の作品。
６点：色々と気に食わない点があり、結果、実用性に疑問が生じている。
イマイチの作品。
５点：自分の好みから外れていて、実用性に乏しい。
ほとんど本棚の飾りと化している作品。
４点：文句が山のようにある。
真面目に評価するのが馬鹿らしい。
買ったことをひどく後悔している作品。
３点：どこを褒めればいいのか分からない。
一刻も早く古本屋に売り捨てたい。
激しく憤りを覚える作品。
２点：古本屋に売れば、誰かが買ってしまうかもしれない。
再び流通させることに罪悪感を覚える作品。
１点：こんなものを世に送り出した出版責任者の罪は重い。
できることなら、発刊された過去を抹消してしまいたい。
もはや「日本の恥」と言っていい作品。
今のところ、評点の最低点は３点です。
レビュー作品の中に４点以下の作品が含まれていないのは、
既に売り払ってしまったため、正しく評価できないからです。
レビューでは９点以上を赤字で示していますが、
満足度で比較すると、実は９点と８点にはほとんど差がありません。
９点は客観的にオススメできる作品、８点は主観でオススメする作品と考えて下さい。
ただし、１０点は別格扱いで、８点と７点および７点と６点には大きな隔たりがあります。
作品というものは専門性が備わっているだけではダメです。
読書の重要な意義の一つに「新たな価値観を学ぶこと」があります。
読み手にとって親しみがなかった、もしくは読み手が意識して避けていた価値観を、
いかにして好意的に受け取らせるよう仕向けるかが作家の腕の見せ所であり、
それは作品がエロ漫画であっても変わりません。
マイナーなこだわりを専門的に表現する場合は、特に工夫が必要になります。
それができていない作品は、作家の自己満足の産物でしかありません。
７点と６点には、そういった作品も含まれています。
１０／２１
＊更新報告
管理人自己紹介『Ｔｉｓｓの歩み＆サイトの歴史』に４項目追加しました。
およそ８ヵ月半振りです。
年月を経るに従って考え方は変わってくるとはいえ、
古本に対するそれはいくらなんでも変わり過ぎですね。
自分のことですが、ちょっと笑ってしまいました。
今は、新刊書店で目当てのモノを見つけても古本屋で買おうとするくらい、古本にハマっています。
安上がりなのは当然ですが、新刊書店やネット注文で簡単に手に入る漫画を、
古本屋を何度も何度も訪問して、やっとの思いで購入する達成感が大きな魅力です。
１０／２９
＊更新報告
コラムに第２７回『ロリコンのロリコンによるチャット』内容報告をＵＰしました。
次回は２００６年１１月１１日（土）の２２時スタートを予定しています。
多数の御来訪があることを心より願っております。
さて、それまでの２週間は、エロ漫画レビューの続きをするとしますか！