ロリコンの話
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　　０３／８／２５　ロリコンの話（その一）

　　ロリコンは広く一般に知られている存在ですが、その受け止め方は人それぞれです。
　　「キモい」「変態」「付き合いたくない」などと否定的に考えている方もいらっしゃいますが、
　　「いても不思議ではない」「ロリコンだったら何が悪いんだ」などと寛容な態度を取っている方も
　　いらっしゃいます。
　　Ｔｉｓｓは、出所不明な先入観で、ロリコンに偏見を抱くことに異議を唱えます。
　　一般的に見て、変わった考え方・信念を持っている人を批判するには、
　　その考え方・信念をよく理解することが肝要だからです。
　　しかしながら、Ｔｉｓｓを含め多くの人が思い思いにロリコン像を描いているため、
　　どういう人がロリコンなのかをはっきり定義することはできません。
　　自分ではロリコンだと思っていないのに、他人から「君はロリコンだな」と言われる
　　ケースが度々ある原因は、まさしくこのためです。
　　こう考えると、ロリコンはアニメファンに似ていると思います。

　　まずは、アニメファンについて考えてみて下さい。
　　同じアニメファンでも、実に様々な人がいます。
　　同人活動をしている人、一週間に２０タイトル以上のＴＶアニメを鑑賞している人、
　　録画したアニメを保存している人、アニメ関連雑誌に投稿している人、
　　アニメのファンサイトを管理している人等々は、間違いなく皆アニメファンですが、
　　別にこれらのことをしていなかったとしても、自分はアニメファンだと言う人はたくさんいますし、
　　彼らをアニメファンではないと言い切ることは誰にもできません。
　　『○○をしていればアニメファン』というように、活動内容でアニメファンであるかないかを
　　判別することはできないのです。
　　アニメファンに共通していることはただひとつ、アニメが好きであることだけです。
　　が、アニメへの執着度・依存度は個人差が極めて大きく、
　　また、特定の作品にこだわり、心を奪われている方もいらっしゃいます。　
　　同じアニメファンでも、どれくらい好きか、特にどんなアニメが好きかは異なるということです。
　　最近は、あちこちで自称アニメファンに出会いますが、「コイツ、本当にアニメファンかよ！」などと
　　思わず言いたくなるような人も大勢います。
　　これは、Ｔｉｓｓの持つアニメファンのイメージと相手の持つアニメファンのイメージに、
　　ズレがあるために起こります。
　　アニメファンと、アニメファンでない一般人とを区別するための基準は、漠然としているのです。

　　続いて、ロリコンについて考えてみて下さい。
　　同じロリコンでも、実に様々な人がいます。
　　同人活動をしている人、ロリコンムービーをコレクションしている人、
　　ブルマやスクール水着を所有している人、ロリ関連サイトを管理している人等々は、
　　恐らく皆ロリコンですが、別にこれらのことをしていなかったとしても、自分はロリコンだと
　　言う人はかなりいると思いますし、（かつてのＴｉｓｓがそうでした。）彼らをロリコンではないと
　　言い切ることは誰にもできません。
　　『○○をしていればロリコン』というように、活動内容でロリコンであるかないかを
　　判別することはできないのです。
　　ロリコンに共通していることはただひとつ、ロリが好きであることだけです。
　　が、ロリへの執着度・依存度は個人差が極めて大きく、
　　また、特定の人物やキャラクターにこだわり、心を奪われている方もいらっしゃいます。
　　同じロリコンでも、どれくらい好きか、特にどんなロリが好きかは異なるということです。
　　さらに、ロリコンの場合は、対象であるロリの定義も曖昧であるため、アニメファン以上に、
　　ロリコンと、ロリコンでない一般人とを区別するための基準が、漠然としています。
　　・・・ほら、似ていると思いませんか？

　　ロリコンとアニメファンの決定的な違いは、ロリコンは社会的地位が確立されていないことです。
　　ゆえに、自分がロリコンであることを認めたがらない人、自分がロリコンであることを隠している人が
　　多数いらっしゃるのです。
　　昨今はローティーンビジネスが問題視されるようになり、ロリコンに対する風当たりが
　　ますます強くなってきております。
　　でも、隠れロリコンの皆さん、自分を卑下する必要はありません。
　　買春したり、誘拐＆監禁したり、レイプしたり、痴漢したり、それらを計画・準備するのは
　　もちろん犯罪ですが、頭の中で妄想する段階までに自制すれば、何の罪もありません。
　　極端な例を挙げると、殺人だってそうです。
　　要は、考えるだけで止めれば問題無いのです。
　　心配しなくても、考えるだけなら、誰でも一度くらいはしたことがあるものですから、
　　隠れロリコンの皆さんは、自分には幼女・少女の美や魅力が分かるほどの感受性があるのだと自負し、
　　堂々と振舞うべきだと思います。

　　そして、自称非ロリコンの皆さん、ロリコンを非難するのをやめて下さい。
　　誰にでも犯罪者になる可能性があるように、誰もがロリコンになる可能性があります。
　　ロリコンを蔑むことは、未来の自分を蔑むことと同じになるかもしれないのです。
　　それに、ほとんどのロリコンは普通の人です。
　　ロリコン＝変質者と考えている方もいらっしゃいますが、そんなことは決してありません。
　　この等式が成り立つ人は、ロリコンの中でも特殊な人です。
　　唯一の違いは、ロリコンはロリコン特有の価値観を持っているということだけです。
　　自称非ロリコンの皆さん、自分にはどうでもいいロリに夢中になっている人を、
　　面白いとは思いませんか？
　　なぜそれほどロリに惹かれているのか、知りたくありませんか？
　　ロリコンは、自分が夢中になれるものを見つけている幸せな人間です。
　　Ｔｉｓｓは、自分がロリコンでもアニメファンでもないと思っていた時、
　　ロリコンやアニメファンを、とても、とても、羨ましく思っていました。
　　皆さん、ロリコンを避けずに、ロリコンと積極的に交際して下さい。
　　皆さん、ロリコンを否定する前に、ロリコンを理解する努力をして下さい。
　　ロリコンの一人である、Ｔｉｓｓからのお願いです。


　　次回は他の少女関連サイトについて語りたいと思います。


　　０４／２／１５追記：是非『はじめに』も併せて御覧下さい。


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