自分の話
    自分の話   03/12/26 自分の話(その一)   自分で言うのもなんですが、Tissは性に関しては早熟でした。   今回から数回に亘って、Tissの過去について語ってみようと思います。   ・初めての自慰(小学1年生)   全く偶然に、フローリングの床に擦り付けると気持ち良くなることを発見しました。   現場を母親に見られ、「そんなこと、やっちゃいけません!」と叱咤され、   幼心に、自分がイケナイコトをやっているんだと悟りました。   その頃のTissは、今以上に大人しく、親の言うことをよく聞く真面目君だったので、   母親の言い付けを守り、禁欲していました。   ・自慰が日課に(小学2年生)   しかし、2年生になると同時に、欲求不満が爆発。   家族が留守の時に、擦り付けて発射することが日課になりました。   発育が良かったためか、今と同じか今よりも濃い白色の液体が、しっかり出ていました。   性に関する知識が全く無かったTissは、あまり出し過ぎると、大人になった時に出が悪くなったり、   ちゃんと勃起しなくなるのではないかという、根拠の無い思い込みを持っていたため、   自慰は週10回までに自制していました。   主にクラスメート、たまに校舎や公園で見かけた同年齢くらいの女性をオナペットにしていました。   性格なんて無関係。   ちょっとかわいければ、それでよし。   クラスの半数以上の女性をオナペットにしていました。   その日の気分次第で、誰とするか、どんなシチュエーションでするかを変え、   常に新鮮な気持ちで自慰活動に励んでいました。   高学年になって、語彙が増えたTissは、これを妄想と名付けました。   家に置いてあった少年漫画の単行本や少年雑誌を利用することもありました。   ちょっとエッチな場面が描かれていれば、その絵を目に焼き付け、目を閉じ、   登場人物と自分をシンクロさせて、自慰を行いました。   妄想と区別するために、後にTissはこれを瞑想と名付けました。   不思議なことに、飽きることはありませんでした。   そんな自分が恐ろしくなり、やめようと思ったこともありましたが、   性欲に抗うことはできませんでした。   禁欲していた時期が断続的にあるので、1年に300回自慰をしたとすると、   この14年間で計4200回、精液を放出したことになります。   1回につき5000万個の精子が含まれているとすると、Tissはこれまでに   2100億個もの生命の種を捨ててきたことになります。   こう考えると、かなり罪悪感が出てきます。   が、自慰はやめられそうにありませんし、やめたくもありません。   恋人ができるか、加齢によって衰えるまでは、このペースのままだと思います。   ・夢精の経験はほとんど無し   初めての夢精は小学3〜5年生頃で、気になっていた同級生を押し倒して服を剥ぎ取り、   貪るように胸に顔を埋めながら太腿に押し付けるという淫夢とセットで経験しました。   とても気持ち良かったことを、今でも鮮明に覚えています。   しかし、過剰な自慰が原因なのか、小学生ではこの1回きりでした。   これまでも、夢精は4回しか経験していません。   4回とも全て淫夢を伴っていましたが、全て前戯止まり。   女性の秘部の描写は非常に曖昧でした。   童貞を卒業したら、もっとディティールで先に進んだ淫夢が見られるのでしょうか。   もしそうならば、早くかわいい少女と一線を越えたいものです。   できれば処女希望。   一緒に『はじめて』を迎えた方が、心がひとつになれるような気がしますから・・・。   人によっては、淫夢無しで夢精することもあるようですが、   思うに、淫夢の無い夢精なんて、具が入っていない豚まん以上に空しいものですよ。   夢は深層心理を映し出すものだと言われていますから、   常日頃からそういうことを考えていれば、淫夢が見られるはずです。   淫夢の有無及びその内容で、その人の変態性が量れると思います。   前戯止まりのTissは・・・やはり、変態見習いでしょうね。   因みに、4回目の淫夢は非常に異質でした。   その内容は、8月11日のメモ帳に詳しく書いています。   ・白いパンツ大好き(小学2年生)   コラム『少女とスカート』でも述べましたが、パンツチェック――相手にばれないように   スカートを覗き、穿いているパンツの色や模様を確認する――というのをやりました。   1ヶ月かかって調査した結果は、全員真っ白。   恐らく、Tissが白のパンツにこだわるのは、これが原因でしょう。   幼少時の体験が、後の人格形成に影響を及ぼす典型例だと思います。   ・ブルマに欲情し、素股に憧れるように(小学2〜3年生)   ブルマに出会った小学1年生の頃から、ブルマに注目していましたが、   ブルマに対する情熱は、自慰が日課になった頃から、日増しに大きくなっていきました。   体育は不得意でしたが、体育の授業はとても楽しみにしていました。   濃紺ブルマ、白い体操服、艶やかな黒髪、時折はみ出す白いパンツ、短い白靴下が作り出す   白と黒のコントラスに強く惹かれました。   クラスメートが輝いて見えました。   元気に躍動する彼女達を至近距離で様々な角度から眺めることに、最高の悦びを見出し、   次第に、どんな私服よりもこれらの組み合わせが完璧かつ最強であり、   最も興奮するものだと確信するようになりました。   特にバックローアングルが好きだったTissは、なるべく少女の後ろに控えるようにしていました。   床で擦るよりも、あのブルマに包まれたお尻の肉や溝に押し付けて腰を振ったり、   後ろから股ぐらに挟んでモジモジしてもらったりした方が、   もっともっと気持ちよく達することができると考えていました。   性戯に関して全く無知で、素股という言葉すら聞いたことが無かったTissが、   そんな考えに思い至ったことは、自分でも驚きです。   これが子供特有の自由奔放な発想力なのでしょう。   きっと、少年・少女にセックスについて学ばせれば、大人の我々にはとても思い付かないような、   突飛だが本質を捉えた、様々なオリジナルアイデアを生み出すに違いありません。   また、我が小学校は素晴らしいことに更衣室が用意されていなかったため、   男女が同じ教室で着替えを行いました。   おかげで、体操服やスクール水着に着替える所を、こっそりチェキすることができました。   本当は、普段は布で覆われて見えない部分をじっくり観察したいという気持ちもありましたが、   自分の体面が汚れたり、相手のガードが固くなるのが怖くて、どうしてもできませんでした。   まあ、いやらしいことを考えながら隠れて覗いているという背徳感で、十分満足していましたが。   周囲の目を気にしつつも、湧き出る性衝動に流されるまま、スーパーで試食するぐらいの軽い感覚で、   目に入った少女を取っ換え引っ換え妄想で美味しくいただき、股間を膨らませていました。   余談ですが、俗に言うチラリズムには、パンツチェックのような狙ったチラリと、   ハミパンのような偶発的なチラリの2種類がありますが、小学校低学年の女性は警戒心が薄く、   羞恥心もそれほど無いので、どちらのチラリも容易に目撃できます。   これが、成長するにつれて失われてしまう、幼女の長所(特質)だと思います。   ・性教育が性欲の暴走を加速(小学3年生)   小学3年生になり、保健の授業で異性の身体について学んでからは、   一層、女性の身体と心が知りたくなりました。   自分の欲望を叶えるため、休み時間に話しかけたり、放課後に一緒に遊んだり、   交換日記を盗み読みしたり、教室で無理矢理唇を奪おうとしたりと、   より積極的に行動するようになりました。   とにかくやりたい、やってみたい、ただそれだけでした。   でも、小学校の教育では、詳しい膣の位置や形状は分からず、   セックスのやり方も全く学べなかったため、裸にしてから挿入することは考えられませんでした。   裸を男に見られて恥ずかしがる様子を見て興奮し、お腹や胸や太腿や顔などの柔らかい部分に   擦り付けて、そのままぶっかけたいと思っていました。   また、授業は生殖の仕組みや男女の身体の違いに言及するだけで、   性交で相手が気持ち良くなることは教えてくれませんでした。   ゆえに、当時のTissの妄想は、自分の快感のみを追求した、サディスティックなものでした。   そんなTissが、少女を人気の無い所に呼び出し、相手の気持ちを確かめることなく、   問答無用で押し倒し、服をひん剥いて犯し、おとんから拝借したポラロイドカメラで   終わった後を撮影して、「見せびらかされたくなければ、このことは黙ってろ。」と脅迫するといった   暴挙に出なかったのは、『される人がかわいそうだ』といった、良心があったからではありません。   『初めてのエッチは、本当に好きになった人とやりたい』という願いを抱いていたのは事実ですが、   これはほぼ建前で、むしろ、   「身体が大きいから、エッチまではたやすくできるだろう。    でも、口止めが上手くいくとは思えない。    たとえ、女が言い付けを守っても、その態度で家族や友達にすぐにばれてしまうはずだ。    一度やってしまったら、同じ手は二度と使えない。    それなのに、この女で本当にいいのか。    他の女の方がいいんじゃないか。    いや、これから先、もっといい女に出会えるかもしれない。    もしかしたら、女の方から告白してくるかもしれない。    そうすれば、こんなリスクを冒す必要も無い。    もう少しだけ、もう少しだけ、待ってみよう。」   という、浅ましい考えを持っていたからというのが本音です。   あの頃のTissは、女は男がエッチするために存在すると考えていました。   外面はシャイな紳士でも、内面は醜悪なる変態でした。   もしも、顔と運動神経と要領がもっと良ければ、日本一の鬼畜小学生になっていたかもしれません。   過去の自分を思い返すと、吐き気がします。   今のTissが、『全ての女性は自分と同等である』という信念を持つようになった理由に、   『昔の自分への悔悟』があるでしょうね、絶対。   ・総括   小学校低学年のTissは、語彙さえあれば、準18禁レベルのSSを書くことができたと   思われるほどの、スケベ野郎でしたが、女性への思い遣りの心が欠けていましたから、   セックスをしていたら、きっと相手の女性を傷付けていたでしょう。   この時期に童貞を卒業しなくてよかったと思います。   しかしながら、女性と縁が無い生活を続けていると、   セックスを体験しなかったことを後悔することもあります。   この悶々とした気持ちが、Tissを幼女・少女にこだわらせる   原動力になっているのかもしれません。   次回は小学校高学年を回顧してみようと思います。   06/2/21 自分の話(その二)   高学年になると、学校の保健の授業やテレビ番組から性に関する知識を断片的に獲得するようになり、   妄想や瞑想の内容及び行動は、エスカレートしていきました。   ◇より積極的にアプローチ(小学4年生)   4年生になり、『やりたい』という欲望は、さらに募っていきました。   3年生の頃から、クラスの女性と仲良くなるよう努めてきたため、   男友達の中には「スケベ野郎」と罵る者もいましたが、   「女も男も差別すること無く、付き合ってるだけや。男女平等や。」などと、   もっともそうな言い訳を並べ立てることで、見え見えの下心を取り繕いつつ、アプローチを続けました。   その甲斐あって、特別に仲がいいクラスメートも2〜3人できました。   このチャンスを逃したら後が無いかもしれないと考えたTissは、   友達の一線を越えた深い関係になるために、常にチャンスを窺っていました。   少なからず好意は持たれていたはずですから、こちらから告白していれば、   彼氏彼女になり、念願の肉体関係を結ぶことができたかもしれません。   それができなかったのは、情けないほど自分が臆病で面倒臭がりで慎重な人間だったからです。   自分から申し入れて付き合うことになり、しかも性交までしてしまったら、   他の女性に心変わりしても、乗り換えるのは道義に反するため容易ではなく、   万が一そのことが噂にでもなろうものなら、   その後の恋愛や友人関係に影を落とすことになりやしないか――。   そんな幼稚で身勝手な不安を打ち消せず、   Tissは、あと一歩を踏み出すことが遂にできませんでした。   ◇ブルマ相撲(小学4年生)   向こうからのお誘いで、休み時間に体操服姿で相撲を取りました。   男はTiss一人で、女は二人。   二人は互いに親友であり、一方は色白でスレンダー、他方は色黒でやや肉厚という、   全く対照的な身体的特徴を持っていました。   お尻を撫で回す等のあからさまな行為はできませんでしたが、   ぶつかってくる少女を抱き止めていると見せかけて背中をまさぐったり、   髪や首筋に顔を近付け、漏れ出ていた煽情的なフェロモンを嗅いだりして、   人知れず下半身の一部を硬直させていました。   あれは夢のような体験でした。   今でも、あの時の状況を思い浮かべるだけで、勃起してしまいます。   少女の彼女ができたら、ブルマ相撲、是非もう一度やってみたいものです。   因みに、ブルマの話(その四)で紹介した「ブルマって、下着なんだよ」発言は、   このすぐ後、色白スレンダー少女の口から飛び出しました。   また、彼女は「私ぐらいの歳の子がブラジャー着けるのって、どう思う?」という、   男心を多分に刺激する質問をしてきたこともあります。   Tissは即座に「僕はノーブラが好き。少なくとも小学校卒業まではノーブラでいて欲しい」   と答え、彼女のハートに訴えかけました。   もちろん確かめてはいないので、彼女がTissの言う通りにして、   ノーブラを貫いたかどうかは不明ですが、はっきり自分の気持ちを伝えたことには満足しています。   ◇初めて女性クラスメートの家に遊びに行く(小学4年生)   色白スレンダー少女に、自室へ招待されました。   部屋の雰囲気は、Tissが知る彼女の性格に似て、   派手に感じない程度に可愛らしく、すっきり整頓されて落ち着きがありました。   その様子は、彼女が、学校では几帳面に掃除するくせに、   家では机の周辺を散らかしたままで平然としている自分とは、   全く異なることを思い知るのに十分でした。   裏表の無さを見せ付けられた感じがして、自分の醜さを嫌悪しました。   この来訪がきっかけとなって、Tissは自分を見つめ直し始め、   徐々に女性と距離を置いて接するようになりました。   彼女には、その後も何度か自室に通され、二人きりになったこともありました。   わざわざ、学校近くまで送ってくれたこともありました。   彼女が、Tissの口から告白の言葉を引き出そうと、鎌をかけていることは理解していましたし、   それはある程度、効果がありました。   白いシーツのベッドに腰掛ける彼女を見下ろしながら、   何度、このまま押し倒してしまいたいという衝動に駆られたことか・・・。   彼女の華奢な背中を眺めながら、何度、抱き締めて胸をまさぐりたいと思ったことか・・・。   しかし、結果的に、彼女の誘いがTissを思い止まらせることとなりました。   恋愛とは、誠に皮肉なものだと思います。   言わずともお分かりだと思いますが、それ以来10年以上、Tissは女性の部屋に入っておりません。   ◇色黒むっちり少女、色白スレンダー少女とのその後(小学4年生の2学期以降)   疎遠になりました。   いや、色白スレンダー少女に関しては、疎遠に「した」と言う方が適切でしょうか。   色黒むっちり少女とは、性格の相違で自然に話さなくなりましたが、   色白スレンダー少女には、意図的に近付かないようになりました。   そうするようになった大きな原因は、先ほど述べた自己嫌悪と、もう一つは恐怖心でした。   彼女は、「私が一番好きなのは○○君、Tiss君は2番目に好き」と、   Tissを含めた友人数名に言っておりましたが、親密になってしばらくしたある日、人づてで、   「○○さんの好きな人ランキング、入れ替わって、君が1位になったんやて」と聞かされてから、   「女性の好きという気持ちは、これほどあっさり変わってしまうものなのか。    なら、告白して仮にOKをもらったとしても、    ボロが出れば簡単に愛想を尽かされ、拒絶されるようになるのではないか」   という恐怖心が芽生えてしまい、かつてのように付き合うことができなくなったのです。   しかしながら、性欲は抑えることができず、自慰は今まで通りのペースで続けていました。   そのことが、Tissに更なる自己嫌悪を煽ることとなりました。   今、Tissは常にポジティブシンキングを心掛けていますが、   それは元来、恋愛になるとネガティブシンキングになる自分を変えたいと願って始めたことです。   ◇運命的な出会い、後悔の始まり(小学4年生)   整った顔立ち。   大きくて美しい瞳。   程好く肉が付いた標準体型。   健康的で温かそうな肌。   彼女は、Tissが過去に言葉を交わした少女に限ると、   最も理想に近いと断言できる少女でした。(以下、少女S)   小学4年生のうちは、他の少女と仲良しだったことに負い目を感じ、   気持ちを上手く切り替えることができませんでしたが、   5年生になって、色黒少女が転校し、色白少女が別のクラスになると、   続けて同じクラスになった少女Sへの恋愛感情が、心身を支配するようになりました。   様々なアプローチをしました。   彼女は教室に置いてあったオルガンを演奏するのが趣味だったので、   メロディーに合わせて即興のダンスを踊り、   自分が生真面目なつまらない人間でないことをアピールしました。   連続だと周りに疑いを持たれてしまうので、偶然を装って一度だけ同じ委員になりました。   ウチの学校には、女が男をあだ名で呼んでも問題視されないけれど、   男が女をあだ名で呼ぶと主に男から冷やかしを受けるという習慣があり、   男は皆、女を苗字呼び捨てか苗字さん付けで呼んでいましたが、   Tissは自分が浮くのを承知の上で、彼女をあだ名で呼ぶようにしました。   積極策が功を奏したのでしょう、   彼女が相当な好意を寄せているという手応えを感じるようになりました。   委員の仕事をしている時など、二人きりになるチャンスは幾度もありました。   だけど・・・Tissは遂に告白できませんでした。   彼女一筋ではなく、他の数名の少女にも彼女とは異なった甲乙付け難い魅力を感じ、   自慰の対象としていたことと、もっと自分好みの少女と出会うかもしれないという、   確証の無い期待が、Tissの決心を鈍らせていたのは間違いありません。   でも、踏み出せなかった最大の原因は、Tissの心の弱さだと思います。   彼女に告白できなかったことは、人生最大の後悔です。   回顧するたびに、彼女がいかに大きな存在だったかを思い知らされます。   色黒むっちり少女と色白スレンダー少女は「昔の女」ですが、   彼女は現在も自慰の妄想で大活躍しています。   両想いになって小学校の間に初エッチを済ませていれば当然ですが、   たとえ振られていたとしても、Tissの人生観&人間性は大いに変わっていたでしょう。   もしかしたら、これほど少女に傾倒していなかったかもしれません。   因みに彼女とTissは同じ中学校に進学しましたが、   背が伸びるにつれて理想から離れていったため、気持ちも離れていってしまいました。   中学生活では、でき得る限り、近付かないようにしていました。   妄想する時は専ら小学校時代の姿です。   正直な所、小学校の同窓会には行きたくありません。   ◇習字教室の少女で妄想を始める(小学校高学年)   書道は幼稚園の年長から習っていましたが、   小学校低学年までは基本的にクラスメートだけを性の対象としていました。   でも、高学年になると自分よりひとつふたつ下の少女も意識するようになりました。   教室に入ったら、まず部屋中を一瞥して品定めをしました。   「おっ、これはなかなか」と思う少女がいたら、   なるべく自然な感じで視界に入れられる場所に陣取りました。   視線を落とすと、正座していい塩梅にひしゃげた太腿を楽しめる隣の席も素晴らしいのですが、   Tissが最も好んで座ったのは後ろの席でした。   腰を落ち着けて真剣に取り組んでいる時の少女は、自分の世界にダイブしていて、とても無防備です。   Tissは相手が気付いていないことをいいことに、   艶やかな毛並みや横顔をジロジロ見たり、漂ってくる匂いをクンクン嗅いだりしていました。   時には足元に置いてある荷物を取ると見せかけて、頭を机の下に潜り込ませ、   親指と親指の間辺りに鼻を突き出してクンカクンカすることもありました。   先生は、優等生だったTissがそんなことをしていたとは、露とも思っていなかったでしょう。   先生のことを考えると、申し訳無い気持ちになります。   小学生に勉強を教える。   これは、多くのロリコンが一度はしてみたいと願っていることです。   Tissは家庭教師に志願しました。   塾講師や小学校教諭を目指して頑張っている方もおられるでしょう。   しかし、いずれも重大な責任を伴う激務であることが知られています。   Tissは「少女との定期的な接触があれば、高給は特に望まない」というのであれば、   書の道を究めて、書道教室の先生になるというのもアリだと思っています。   ◇体育大会の練習でドキドキ(小学4年生or小学5年生)   6年生は男だけで組体操をしましたが、それまでは男女混合で演技をしていました。   二人演技は男同士でやったので接触はありませんでしたが、   普段しないような異性の動きを間近で見られるということは、   当時のTissにとって、とても魅力的なことでした。   演技のほとんどは整列した状態で行ったため、後姿しか確認できませんでしたが、   Tissはことあるごとにチラチラと斜め前の少女の下半身、とりわけお尻に視線を注いでいました。   動きに合わせて様々に表情を変えていくそれは、どんなに見ても飽きることはありませんでした。   最もTissを興奮させたのは、「笹舟」と名付けられた演技でした。   「笹舟」は下半身の柔軟性をアピールするための演技で、その内容は、   仰向けに寝転び、両手で腰を抱え、脚を顔の側に持っていくというものでした。   つまり、俗に言う「まんぐり返し」に類似した格好でした。   「笹舟」の状態から立ち上がるのは時間がかかります。   そのまま身体を横に倒すのは困難、いえ、不可能です。   「笹舟」を解くには、脚を思い切り前に投げ出し、その反動で起き上がるしかありません。   ここまで説明すれば、賢明なエロい読者の皆様はお分かりでしょう。   Tissがした妄想はこうです。   @ファスナーを開けて、巨大化したペニス君を解放する。   A前面から少女に歩み寄る。   (※少女自身の下半身が邪魔をするため、前からだと接近に気付かれにくい)   B少女の視界に入る位置まで来たら、速やかにショーツごとブルマを太腿の付け根までめくる。   C慌てて身体を起こそうとする少女の足首を掴み、体重をかけて押し返し、のしかかる。   D地面まで押し返したら、腕で少女の脚を挟み込み、首の後ろで手をしっかり組む。   (※この形に持ち込むことができれば、少女の抵抗を完全に封じることができるはず)   E露出した少女の敏感な所にペニス君をこすってこすってこすりまくる。   Fお好みで泣き叫ぶ少女の顔をレロレロレロレロ。   G「はあっ、はあっ、ははあぁっ・・・」   H「うっ!」   I「びっびっ、ぴゅっぴゅー・・・」   体育大会の練習中は、ほぼ毎日、この妄想でオナニーしていました。   保身したくて、遂に実行しなかったので、上手くいく保証はありません。   彼女持ちの方、了解を取った上でこれを試し、結果を報告していただければ、   Tissはちょっとだけ嬉しく思います。   ブルマニアと呼ばれる人達は、股間のスリットの窪みを見て興奮するそうですが、   あの頃のTissは、窪みが見えること自体、知りませんでした。   今でも、股間の小さな窪みより、お尻の大きな窪みを見た時の方が、情欲を激しく掻き立てられます。   生地が弛んだあの部分に、自分のイチモツを押し付け、埋めて、動かしたい。   ブルマで連想する妄想は、小学校からちっとも変わっていません。   成長していない、と言えなくもないですね。   だけど、誰かにそんなことを言われたら、Tissは「いいモノはいい!」と返してやるつもりです。   ◇痴漢ごっこ(小学5年生)   放課後、同学年の少女数人と遊ぶ機会があって、「いざという時のために護身術を身に付けておこう」   という話の流れから、痴漢ごっこというものをすることになりました。   シチュエーションは満員電車。   男はTiss一人だったので、痴漢役はTissが担当。   襲われる役は少女S。   残る少女(記憶では2人ほど)は、少し離れた場所からアドバイスを送ることになりました。   ショートパンツで佇む少女Sに背後から接近。   本当は、彼女の腰を掴み、注視すれば屹立していることが分かる股間を、   温かそうな彼女のお尻の割れた部分に「これでもか」となすり付けたかったのですが、   監視役がいましたし、いきなりそこまでやると流石に引かれると思ったので、   手の甲で撫でて、感触を味わうことにしました。   「うわっ、柔らかい・・・」   思い焦がれていたそこは、期待を裏切らない見事な弾力を湛えていました。   まずは手の甲、次は手の平、最終的には股間で・・・と考えていたのですが、   彼女はTissの願いを受け入れてくれませんでした。   「ちっ、痴漢です!!」   時間にして僅か数秒足らず。   振り向いた彼女はTissの腕を掴み、比較的大きな声で訴えました。   駆けつける少女達。   「痴漢の現行犯で逮捕します!」   取り押さえられるTiss。   終 劇 。   ・・・あまりにも呆気無かったので、「実際はこんなに上手くいくはずがない」だの   「これじゃ練習にならない」だのと文句を付けて、さらに一度か二度、やらせていただきました。   こんな遊び、小学生の時分しか許されませんよね。   『ブルマ相撲』と並ぶ、甘い青春の思い出のひとつです。   今冷静に考えると、Hされる役を引き受けた少女Sが、Tissに気があったことは明白ですが、   疑り深いTissは「思い上がりかもしれない」という気持ちを振り払えず、   彼女のアプローチに便乗することができませんでした。   こんなチキンハートじゃ、いつまで経っても、   恋人なんてできやしないんじゃないかと思うことがあります。   彼女を熱望しているわけではありませんが、チャンスを生かせなかった過去の自分を振り返ると、   ちょっとばかし情けなくなることがたまにあります。   今後、少女とお近付きになれる確率はゼロではないのですから、   こういう自分は早いとこ変えたいと思っています。   だけど・・・やっぱりその時になったら、怖気付いてしまうんじゃないかな、と思います。   ◇スイミングスクールに通い始める(小学5年生)   小学校入学と同時に、子ども会のサッカー部に入ったのですが、   小学4年の9月に、練習についていけないという理由で退部。   運動不足を心配した母親が代わりに勧めたのがスイミングスクールでした。   実はスイミングは園児の頃にも通っていました。   その時の印象は最悪です。   何度やっても息継ぎがまともにできないため、   踏み台が無いプール中央で、毎回多量の水を飲んでしまう。   それなのに、どんなにお願いしても、コーチは休ませてくれない。   苦痛に耐え切れず、親に泣き付いて辞めさせてもらいました。   自分は二度とスクールに戻らないだろうと思っていました。   母親も、仲良しの友達に誘われたから勧めたのであって、   本心ではダメ元だと思っていたそうです。   しかし、踏み台が無くても立って息ができるという安心感と、   学校の授業で基礎を学んでいるという事実が、Tissの上達を促したのでしょうか、   それまでは11メートルしか泳げなかったのですが、   1ヶ月足らずで50メートルを泳げるようになりました。   これがきっかけで、中学高校では水泳部に入部することを決めました。   人生、どう転ぶか分からないものですね。   それはさておき。   水泳と言えば水着ですよね。   水着に対して並々ならぬ思い入れがある人はたくさんおられます。   でもTissは、学校の水泳の授業では、水着姿の少女を見ても、一切感じる所はありませんでした。   スクールに通い始めてからも、水着に然したる付加価値を見出すことができず、   ブルマほどの魅力を感じるには至りませんでした。   Tissは、ボディラインが丸見えになるという水着の特性を生かして、   少女の全身のバランスをチェックし、顔の可愛らしさを付加して、格付けを行いました。   (※『品定めメモ』)   そしてランキング上位の少女を目で追ったり、準備体操で背後に回ったり、   同じコースで泳げるように時間帯や曜日をずらしたりしました。   かなり遠い場所にあったので、小6進級と共に、   母親の友達の息子が引っ越してしまってからは、知り合いは一人もいなくなりました。   その状況を利用して、Tissは彼女達をオカズにすることで、   浮気に似た背徳的愉悦を楽しむようになりました。   遅刻癖があったため、通学バスには乗り遅れがちでしたが、   Tissにとって、スクールの時間は、学校とは違った自分を曝け出せるだけでなく、   密かに興奮を募らせることもできる「お楽しみタイム」でした。   ◇性教育から学んだ2つのこと(小学校高学年)   何年の担任が言ったかは、よく覚えていません。   しかし保健の授業で確かに言われた記憶があるその言葉は、Tissに大きな影響を与えました。   良く言えばTissの性欲暴走を牽制し、悪く言えばTissを恋愛に対して臆病にしました。   Hの本質は「いかに相手を気持ち良くするか」です。   Tissは、自分が快楽を得ることしか考えていませんでした。   そもそも、Hで少女が自分と同等の快楽を得られるとは思っていませんでしたし、   処女膜の存在も、初めての行為が少女にとっては激痛であることも、知りませんでした。   (※これらを知ったのは中学生以降です)   低中学年時代の「女は男がエッチするために存在する」という極めて男本位で利己的な考え方は、   このような無知が生み出したと言っても、強ち間違いではありません。   閑話休題。   しかし、先生は「どうすれば相手を気持ち良くできるか」を具体的に教えてはくれませんでした。   Tissは悩みました。   「自分が気持ち良くなれないHなんてしたくない」   「では、自分も相手も気持ち良くなれるHとは、一体どんなものなのか?」   考え抜いた末に導き出した結論は、こうでした。   「自分が気持ち良くなれば(気持ち良さそうな顔をすれば)相手も嬉しくなるはずだ」   Hについて学ぶツテも独学する勇気も無かったTissは、   またしても自分本位の答えに辿り着きました。   けれども、この教えはTissに心境の変化をもたらしました。   「相手が嬉しそうなら、もっと気持ち良くなれるのではないか」   「相手を喜ばせるには、相手が自分に好意を寄せていなければならないだろう」   和姦に対する期待と憧れが芽生えたのです。   それ以前の妄想内容は強姦が大勢を占めていましたが、   これを機に和姦妄想をすることが多くなりました。   もうひとつは、内容から察するに、男だった6年の担任が言ったはずです。   男に課せられていることは「自制すること」です。   男は女よりも性欲が強い。   とにかくHがしたくて堪らなくなる時がある。   今は違っても、そう思う時が必ず来る。   その時、勢いに任せて突っ走ったら、相手を傷付けることになりかねない。   男はHな欲望を自制しなければならない。   自制する意識を持たなければならない。   ・・・こんな感じのことを、熱心に話していました。   一連の言葉は、Tissの胸にズドンときました。   「いい加減な気持ちでセックスしちゃいけないんだ」   「本気で好き合った相手じゃないとセックスしちゃいけないんだ」   「僕には気になる子が学年に何人もいる」   「自分が一番好きなのは誰だろう?」   疑問に思ったTissは、気になる少女の魅力を整理してみました(※『品定めメモ』)が、   これは全くの逆効果で、なおのこと一人に絞れなくなりました。   「ならば告白してOKを貰えそうな人にしよう」   そう考えたTissは、少女の動向をチェックして、心の内を探ることにしました。   でも、好きな人が誰かをあからさまに示すほど、高学年の少女は単純ではありません。   よっぽど嫌っていない限り、分け隔て無くにこやかに接してくるものです。   「気になる少女皆が、自分にそれなりの好意を持っているのではないか」   「誰に告白してもOKを貰えるかもしれない」   「じゃあ誰に告白すればいいだろうか?」   再び「自分が一番好きなのは誰だろう?」に逆戻り。   結局、Tissは誰にも告白できませんでした。   今のTissには「告白できなくて良かった」という気持ちと、   「告白していれば良かった」という気持ちが混在しています。   どちらが正しいのかは分かりません。   それゆえに、詮無いことだと思っていても、悔いを消し去ることができません。   チャット会で性教育について語り合ったことがありますが、   Tissは学問的な教育に加えて精神的な教育も行うべきだと考えています。   技術的な情報を教える必要はありませんが、精神面の教育を十分にしておけば、   方法を教えても、風紀が乱れることは無いと思います。   当時のTissは、やり方をもっと詳しく知りたいと思っていました。   学校はそういう子のために学べる環境を整えておくべきです。   例えば、図書室の蔵書を充実させる、専門のカウンセラーを配置する、   分かりやすくまとめたHPを紹介あるいは作成して公開する等々があります。   教育関係者には、現状に満足せず、大胆な教育改革を断行していただきたいと思っています。   ◇揺れる想い(小学6年生)   Tissは他のクラスに遊びに行くことがほぼ皆無だったので、   学年が上がってクラス替えをすると「この学校にこんな少女がいたとは!」と驚くことがありました。   そうです、小学4年生に引き続き、Tissはまたも運命的な出会いをしてしまったのでした。   その少女(以下、少女M)は、顔は及第点でしたが、キュッと引き締まった、とても張りがある、   非常に魅力的な下半身をしていて、他の誰よりもブルマが似合っていました。   何度、あのブルマをこの手で引きずり下ろしたいと思ったことか・・・。   太腿は少女Sが一枚上手でしたが、ふくらはぎは甲乙付け難く、お尻は彼女が勝っていました。   二人とも、私服でスカートを全く穿かなかったので、体育の時間以外も、   その類稀な美に恵まれた下半身のラインを露にして、Tissの目を楽しませてくれました。   ミニのスカートも良いものですが、下半身の美しさが秀でている少女には、   彼女達のように丈の短いズボンを好んで穿いていただきたいと思います。   中学生になると接触する機会も告白するチャンスも格段に減るという確信を持っていたTissは、   卒業が近づくにつれて焦りを募らせていました。   小5になったあたりから、少女Sに絞る決意を固めようとしていたのですが、   ウジウジしている間に、有力な告白候補が増えてしまいました。   「総合的な美しさと推定成功率を考慮すれば、告白は少女Sにするべきだろう」   「だけど少女Mの下半身を諦めるのは惜しい」   「少女Sを恋人にして、少女Mを愛人にするのがベストだ」   「それが無理なら一度きりでもいい」   「少女Sにばれることなく、どうにかして少女Mを襲えないだろうか」   そこでTissは次のようなプランを考えました。   数日以上禁欲して精液を溜める。   タオルとインスタントカメラ(撮影数分後に現像が自動終了するカメラ)を準備する。   放課後、少女Mを人気の無い屋上に呼び出し、隙を見て後ろから襲い掛かり、服を剥ぎ取る。   大声を出したら口にタオルを押し込んで黙らせる。   体格の差を生かし、なるべく外傷を残さないように犯す。   抵抗されても、押さえ付けて犯す。   引っ掻かれても、我慢して犯す。   息が切れても、ウンザリするまで犯す。   犯す。   犯す。   犯す。   少なくとも4回は射精する。   一時間も続ければ、大人しくなるだろう。   仕上げに口封じの写真撮影。   「チクったらクラスの皆にこれ見せるで」   脅しも忘れずに入れておく。   翌朝あるいは少女Mを襲う直前に少女Sに告白する。   OKが貰えるはず。   「恥ずかしいから友達には内緒にして」とお願いする。   関係を秘密にしておけば、他の少女も、   言葉巧みに誘い出して、少女Mと同様に犯せるかもしれない・・・。   我ながらリスキーで悪辣な計画です。   もちろん実践することはありませんでしたが、かなり真剣に検討しました。   「絶対に中で射精したい」   「だけど妊娠したら終わりだ」   「クラスでも一二を争うほど小柄だから、初潮はまだだと思うが・・・」   「翌日からも、ちゃんと登校するだろうか」   「ショックで寝込んで、心配した親に真実を話しやしないだろうか」   「いや、平静を装って登校される方が怖い気もする」   「一度でやめておくべきか」   「それとも不登校になるまで追い込むべきか」   「ずっと本当のことを漏らさないか気にして生活するのはイヤだな」   「自殺してくれれば好都合なのだが」   「遺書を残されたら厄介だな」   「いっそのこと屋上から突き落とすか」   「いやいや、殺人は流石にしたくない」・・・。   程度に差はあれど、人間には醜悪な部分が必ずあると思います。   真っ当な人生を歩めるか、道を踏み外すかは、紙一重じゃないかとTissは思います。   Tissは現在の所、警察の御世話になることもなく、平和に過ごせています。   しかし、明日も平穏が続くとは限りません。   何かの拍子で頭のスイッチがあらぬ方向へ切り替わってしまうかもしれません。   Tissは危うい人間です。   こんなことを言うと、不快に思ったり、憤りを覚える人もいると思います。   だけどTissはこう思うのです。   「自分の危うさを自覚していれば、罪を犯すことはないのではないか?」と。   さて、皆さんはどう思いますか?   ◇品定めメモ(小学6年生)   気になっている少女全員をピックアップして、どこにどれくらい惹かれているのか、   マイナスポイントはどこかを、漏れなく記載して1枚の紙にまとめました。   名付けて『品定めメモ』。   性格については一切触れず、身体のパーツのみに言及しました。   告白する相手を一人に絞るために作成したメモですが、   結果的に、自分がどういうパーツを好むのかを確認することにもなりました。   このメモが部位論(※コラム参照)の源流になったと言っても過言ではありません。   品定めメモは中学時代にさらに2枚作りましたが、現存しているものは1枚もありません。   引き出しに詰め込んだノートの中に隠していましたが、   万が一を考え、いずれもあまり長い間は保存せず、ビリビリに破って処分しました。   神経質になり過ぎて勿体無いことをしたと、今は少し残念に思っています。   ◇総括   小学校高学年になると、低学年の時よりもさらにエロさが増しました。   と同時に、恋愛を強く意識するようになり、苦悩することも多くなりました。   性教育を通じて、女性を蔑視した価値観は薄らいでいきましたが、   それでもやはり女性への配慮が不足した、利己的な考えを保持していました。   セックスしたいという願いを最後まで叶えることができず、   ひたすら妄想オナニーを繰り返していました。   小学校時代の同級生で、現在もオナニーのネタになっているのは3名いますが、   3名とも、意識したのは小学校高学年になってからでした。   中学以降では2名、現在も妄想する少女がいますが、彼女達が活躍することは滅多にありません。   記憶上の少女で妄想する場合、ほとんどが小学校高学年の時の同級生です。   そう考えると、この時期に悔いを残してしまったことが、   Tissを少女に執着させる原因になっていると、言えなくもないと思います。   07/7/13 自分の話(その三)   小学校卒業後、近隣の公立中学校に進学しました。   その中学校は3つの小学校の通学区域になっていたため、同学年の人口は約3倍に増えました。   これにより、目当ての異性と同級生になれる倍率も約3倍に膨れ上がりました。   少女Sおよび少女Mとは、中学3年間一度も同じクラスになれず、部活や委員会も別々だったため、   他のクラスを覗きに行くほどの行動力を備えていなかったTissは、   稀に彼女達と廊下ですれ違うことしかできず、関係の進展は一切ありませんでした。   成長につれてルックスに違和感を覚えるようになった少女Sは、   とうとう視界に入れることすら避けるようになりました。   少女Mは中三になっても小学校高学年頃の面影を色濃く残していましたが、   それでも別人になったという印象は拭えませんでした。   発育に対して否定的な見解を持つに至ったのは中学生時代だろうと思います。   意識はしていませんでしたが、この時既にロリコン覚醒を達成していたのかもしれません。   中学進学後、とりわけ2年生以降は、異性との会話に恥ずかしさを強く感じるようになり、   日常会話どころか挨拶さえも交わすことができなくなりました。   その状況はかなり悲惨で、3年生の担任からは、個人面談&三者面談のたびに、   女子との交流の無さを心配され、一日一度の声かけを課題として出されたこともあったほどでした。   客観的に考えると、中学生時代はチャンスをみすみす逃した「暗黒の青春時代」だったと思います。   ◆メガネっ娘に一目惚れ(中一)   これまでTissが目を付けた少女は全員メガネをかけていませんでした。   当時も今も、メガネは少女の魅力を引き立てるアイテムではないと考えていますが、   その少女は例外的にとても良くメガネが似合っていました。(以下、少女I)   声優のように愛嬌のある声。   全体的にスレンダーだが高くない身長。   丸い小顔。   年齢の割に発育した形の良い乳房。   控え目なお尻。   座り癖による変な皺が無い、スラリと伸びた長い脚。   彼女は少女Sや少女Mとはまた違う、中学生らしい美しさを持っていました。   成績優秀な優等生でしたが、いわゆる委員長タイプではなく、   茶目っ気があってサバサバした性格だったことも、Tissの興味を惹きました。   昼食は5〜6人の班毎に机を向かい合わせて食べることに決まっていたのですが、   同じ班になれた時は、ほとんど彼女を見つめていました。   気があることは周囲にバレバレだったと思います。   彼女も悪くは思っていなかったらしく、   同学年の男子女子で唯一彼女だけがTissの苗字を呼び捨てにしていました。   それゆえ、彼女と話すたびに彼女との関係が特別であると認識され、悦に入りました。   体育は2クラス混合で男女別が基本だったため、   小学校の時のように手を出せば容易に届く至近距離ではありませんでしたが、   彼女の見事に穿きこなしたブルマ姿(濃紺)を眺めては、人知れず股間を怒張させていました。   学期末の大掃除では、それとなく接近して、ブルマの弛みやお尻の溝を脳裏に刻み込んでいました。   水泳の授業では、男女別コースなので偶然を装ったボディタッチは叶いませんでしたが、   プールサイドのスクール水着姿(いわゆる新スク)を堪能させていただきました。   水に濡れた彼女は、遠目でもはっきり分かるほど乳首を立てて、平然としていました。   それは決して直立した状態では直視できませんでした。   衝撃的な胸ポチの映像は、なかなか頭から離れてくれず、   Tissは、図らずも勃起しながら泳ぐというスキルを体得することに成功したのでした。   一年通じて彼女への想いは途切れませんでしたが、やはり告白することはできませんでした。   彼女は見た目も性格も魅力的でしたが、Tissは彼女を本命に絞れなかったのです。   中二中三では彼女と同じクラスになれず、疎遠になってしまいました。   クラス替えに伴ってオカズの顔触れは変わりましたが、彼女は最後まで抜きん出た存在でした。   現在も彼女は少女Sと少女Mに次ぐ頻度のオナペットとして活躍しています。   ◆水泳部入部、先輩に見惚れる(中一〜)   親に運動部入部を強く勧められた運動音痴のTissは、一番馴染みのある水泳を選びました。   水泳ならば人並み以上の成績を残せるのではないかと考えたからで、   競泳水着を間近で見たかった等の不純な動機は本当にありませんでした。   水泳部員は3学年男女合わせて20人ほどで、   運動部にしてはそれほど多くなかったのですが、一学年上の女子は高レベルでした。   同輩は女子の指導にやや反抗的でしたが、Tissは男女隔てなく素直に聞き入れ、   ひたむきに練習していましたから、先輩達からの評判は良かったと思います。   もしかすると、Tissの態度は母性本能をくすぐっていたのかもしれません。   先輩達は皆、Tissを愛称で呼んでいましたし、   女子更衣室が使用禁止になった折、一度だけ着替えの途中に闖入してしまったことがあるのですが、   先輩達は一切Tissを責めませんでした。   そんな先輩達の中でも一際輝いていた先輩がいました。(以下、少女H)   顔は平凡でも背は高かったTissに興味を持ったのかもしれません。   率先して部活動や学校生活に関することなどを色々と教えて下さいました。   彼女は笑顔も素敵でしたが、怒った顔もチャーミングでした。   注意する際に、軽く頬を膨らませた顔をぐっと近付け、   少女Sに負けず劣らずの円らな瞳でじいっと見上げられるのは、激しく欲情を煽りました。   抱き寄せたい衝動を抑えるのに苦労したものです。   軽口を叩き合うような関係ではありませんでしたが、   中学生男女の先輩後輩にしては、かなり良好な関係を築けていたと思います。   Tissが最も株を上げた時期は、中一の夏から冬にかけてでしょう。   入部時のタイムは最低クラスでしたが、練習の甲斐あって7月過ぎから自己ベストが急激に良くなり、   9月末時点で、水泳部全体でも中位にランクするタイムで泳げるようになりました。   また、オフシーズンになってからは、サボる先輩達を尻目に黙々と筋力トレーニングに励み、   同輩達の競争心を喚起して、通常はタイムが落ちる冬場に自己ベストを更新しました。   さらに、後述しますが、11月の生徒会選挙で生徒会執行部副会長に断トツの最多得票で選出され、   謙虚な秀才というイメージを全校生徒に知らしめることもできました。   もう一人の副会長が水泳部の先輩だったため、任命後の頑張りも具体的に伝わっていたと思います。   Tissは部活動と学業と生徒会活動全てに、手を抜かず取り組んだわけです。   冬のある日、少女Hはプールサイドを周回するTissを呼び止め、   「どうしてそんなに頑張れるの?」と尋ねました。   何と答えたか、残念ながら覚えていませんが、少女Hは感嘆していました。   あの瞬間が株価最高値だったと思います。   中二になり、少女Iと別クラスになってからは、ますます少女Hに心が傾きました。   これまでに好きになった少女は性的妄想をするばかりでしたが、少女Hに対しては、   「セックスは度外視してもいいから、とにかく幸せにしてあげたい」という気持ちが芽生えました。   このような感情が発現したのは、後にも先にも少女Hだけでした。   水泳の大会会場では、わざと奥の席に陣取り、前方に座る少女Hを目で追いかけていました。   少女Hの立ち居振る舞いは、悉くTissの心に響きました。   ラストチャンスは中二の夏、少女Hの引退試合でした。   彼女は中学生活のラストスイムを泳法違反で失格になってしまったのです。   大きなショックを受けた彼女は泣き崩れ、   同種目にエントリーしていた部員に支えられながら戻ってきました。   「何か言葉をかけてあげたい」そう強く思いました。   「ここで言えなければ男じゃない!彼女を幸せにできるはずがない!」   しかし、とてつもなくヘタレなTissは、口をぱくぱくさせるばかりで、   逃げるようにシャワー室へ向かう寂しい後姿を見つめるしかできなかったのです・・・。   彼女は励ましや慰めを望んではいなかったかもしれません。   それでもTissは自分の不甲斐無さを呪わずにはいられませんでした。   こんな自分に恋愛をする資格なんて無いのではないか・・・そう、思ったのです。   少女S以上に告白成功の公算はあったのですが、結局、踏み出すことができませんでした。   少女Hが写った部活の集合写真は、Tissの宝物になっています。   彼女もまた、今なお有力なオナペットの座に君臨していますが、   苦い後悔が先走ってしまうため、心を奪われた割に、頻度はそれほど高くありません。   ◆習字教室継続、妄想対象は小学生女子(中一〜)   中学生になっても習字は続けました。   一息の合間に観察するのは専ら小学生でした。   生徒は小学生が大半で、そもそも選択肢が限られていたのですが、   たまに中学生以上を見かけても琴線に触れることはありませんでした。   中二の6月に学生ペン字の最高段位(九段)を取得しました。   先生から一般ペン字に挑戦することを勧められましたが、当座は辞退し半年ほどそのまま続け、   3ヶ月連続で九段の最上位を射止め会報に作品が掲載されたの見て、   「やるべきことはやり尽くした」と確信してから、一般ペン字部門に移りました。   一般ペン字の教室は別の建物にあったため、小学生との出会いは完全に消滅してしまいました。   残念でしたが、ゆったりした広い机と静寂に満ちた空気は書道に打ってつけの環境だったので、   Tissは気持ちを切り替え、ゼロコンマ数ミリの世界に没頭することを決意しました。   ここまで続けてきたのだから行ける所まで行ってみよう、という気持ちでした。   ◆テスト勉強の合間に深夜番組(中一〜)   マイペースを貫きたいがために断固として塾に通わなかったTissは、   大体、帰宅後は夕食まで仮眠し、入浴後に勉強する生活を送っていました。   勉強時間は平均して週に10〜15時間程度だったと記憶しています。   ただし、テスト一週間前は睡眠時間を削って深夜遅くまで勉強していました。   Tissは兄と同部屋だったため、兄の就寝への配慮から、深夜は居間で勉強することになりました。   しかし、中学生男子が真夜中に集中力を保つことは容易ではありません。   家族が寝静まった頃合に、居間に備え付けたテレビを低音量で視聴することが密かな楽しみでした。   当時の深夜番組は現在ほどセクシャルに厳しくなかったため、   地上波でもピンクな映画を放映していることがありましたし、   WOWOWではR指定の映画がよく流されていました。   それらは疲れたTissの心を癒し、貪欲な性的関心を満たしてくれました。   隣室に人の気配を感じながら行うオナニーの味は格別でした。   いつまでも電気が点いていることを訝しがった親が様子を見に来て、大慌てしたこともしばしば。   今ではいい思い出です。   ◆オフシーズンのみスイミングスクール継続、妄想対象は小学生女子(中一〜)   水泳部に入部したので、スイミングスクールはオフシーズンのみ継続しました。   育成コースに昇格したTissは、2〜4歳年下の少年少女に混じって練習することになりました。   授業も部活動も男女別コースでしたが、スクールは完全に男女混合。   1コースしか使えなかったため、得意種目も自己ベストも全然違う連中が所狭しと群れをなし、   長蛇の渋滞を形成していましたが、個人個人でサークル(制限タイム)が決まっていたため、   追い越したり追い越されたりを繰り返さなければなりませんでした。   ムッツリスケベのTissが、この状況を見過ごすはずがありません。   泳ぎが遅いことを言い訳にして小学校中〜高学年の少女の後方に迫り、   少女が生み出す泡に顔を埋め、脚やお尻を手の平で撫でたり指先で突いたりしていました。   水を吸った太腿や密着した水着の手触りは形容しがたい独特なものでしたから、   隙あらば執拗に攻撃していました。   あまりにも接近していたため、同じ育成コースに所属していた少年から、   わざとやってるんじゃないかと疑いの言葉をかけられたこともあります。   その場は誤魔化しましたが、むしろ確信を持ったに違いありません。   特に小学生は男女問わずスケベ野郎を拒絶するものです。   最年長で長身だったためか、誰からもあからさまな嫌悪を向けられたことはありませんが、   3年間ずっと練習後の雑談に加わることもできず、浮いた存在であり続けました。   格別お気に入りの少女もいませんでしたし、元々孤独を苦にしないタイプゆえに、   寂しさや悔しさといった負の感情を持つことは一切ありませんでした。   スキンシップを強制されていた少女は不快感や恐怖心で震えていたかもしれませんが、   罪悪感はまるで無く、「若い男なんだから仕方が無い」と考えていました。   ◆品定めメモ改訂版作成(中一)   小学六年生に続き、再び特定の少女の魅力について書き記した『品定めメモ』を作成しました。   少女Iや少女Hは当然のこと、エロ妄想で俎上に載せた少女は漏れなく記入しました。   二人への傾倒は相当な程度でしたが、エロ妄想が彼女達で占拠されることはありませんでした。   節操の無さが、いかにもTissらしいと思います。   いずれとも校外で接触を持たなかったため、内容はやはり身体的特徴にとどまりましたが、   少女Iおよび少女Hの「世話好き」という要素が評価を上げたことは間違いありません。   女はまず外見で選り分けるTissですが、小中学校時代を振り返ると、   ルックスが魅力的な少女は性格も好ましいことが多かったように思います。   性格を物語るエピソードを伝え聞いて、   「なんでこんな女に惚れてしまったのだろう」と自己嫌悪したことは一度もありません。   女を見る目は確かだったと思っています。   ◆生徒会執行部副会長を2期連続で務める(中一〜中三)   中一の二学期後半、クラスメートからの推薦で生徒会執行部の副会長に立候補し、   2位にダブルスコアで当選を果たしました。   年上相手でも気後れせず会議では積極的な発言を心掛け、   「生徒からの質問要望を受け付けるための意見箱を設置する」という公約も実行し、   卒業式では在校生代表として送辞を読み上げました。   友達が少なく、これまでリーダー役を任される機会が少なかったこともあり、   1期目の生徒会活動はとても意欲的にこなしました。   1学年上の役員からは、唯一の同学年だった男子の書記と共に、かなり可愛がられたと思います。   そこそこ外見が優れていた先輩数名は、何度かオナニー時のエロ妄想で御活躍していただきました。   充実していたのは確かですが、好きな少女と恋仲になることは叶わず、   週一をゆうに超えるペースで会議を開くなど、地道に雰囲気改善に努めるも、学校は荒れる一方で、   意見箱の投書は大半が予算絡みだった(※)ため、   生徒会活動の範疇を超えるという理由で悉く却下しなければならない・・・などの挫折を経験し、   任期を終える頃にはすっかり意気消沈し、やる気を失ってしまいました。   生徒会担当の先生にお願いされて再度生徒会副会長を務める運びとなりましたが、   大概は使命感に燃える新役員達に否定的な見解を述べる役に回っていました。   生徒会メンバーや新しいクラスメートにもそこそこ可愛い少女はいましたし、   オナニーの頻度が減った実感もありませんが、   少女Iや少女H、かつての少女Sや少女Mほど夢中になれる少女とは遂に出会えませんでした。   改めて振り返ると、異性関係の物足りなさがモチベーションの低下を招いたと言えるかもしれません。   (※)「側溝に荷物を置いて着替えている。男子更衣室を作って欲しい」      という陸上部員の願いも予算云々で切り捨てることになりましたが、      翌年、武道館が新設され、所望していた男子更衣室も配置されました。      全校集会で発表したおかげで、生徒を通じてPTAに情報が伝わり、      教職員にプレッシャーを与えることができたのかもしれません。   ◆祖母の死、オナニー自粛(中二)   とても良く可愛がってくれていた母方の祖母が、難病で亡くなりました。   面会謝絶になってしまったため、   子供だったTissは最期の1ヶ月間に見舞うことができず、   葬式に参加しても実感が湧かず涙も流れませんでした。   元々後ろめたさは感じていましたが、祖母の死をきっかけにして、   一時の快楽と解放感を引き換えにして生命の種である精子を無駄死にさせるオナニーは、   とても罪深い行為であるとさらに強く認識するようになったTissは、   哀悼の気持ちを表すため、禁欲に取り組むことを決めました。   しかし・・・それはたったの10日ほどしか持続できませんでした。   「オナニーは男の生理現象だから我慢する道理は無い」   というオナニー肯定論にすがり、自分の意志を曲げてしまったのです。   今思うと、この事件は重大な転機でした。   少年時代におけるオナニーは、暴走しそうな情欲の抑制と下腹部の違和感除去に加えて、   気持ちを伝えられない不甲斐無さを慰め、きっと訪れるであろう未来をシミュレーションする、   という目的もありましたが、次第に「どうせ自分には恋人なんてできやしない」という諦めが強まり、   現在では少年時代の回想や現実感を伴わない夢想がオナニーの原動力となっています。   こうしたオナニーの義務化&習慣化シフトは、中二〜中三から始まったとTissは考えています。   ◆品定めメモ三訂版作成(中三)   三訂版をまとめることによって「身長の低さ」が異性の評価を大きく左右することに気付きました。   選ばれたメンバーのほとんどが、同年代の平均身長を下回っていたのです。   この時初めて「自分はロリコンかもしれない」という疑念を抱きました。   思い返すと、初版の品定めメモで高く評価した少女も、漏れなく低身長でした。   この傾向は少なくとも小学校高学年から発現していたと考えられます。   今、Tissが最も惹かれるのは、学年は小学五年or六年で、体型は小学三年or四年の少女です。   どうやらTissは小学校高学年から女性の趣味が変わっていないようです。   ◆兄の本棚および引き出し奥からエロ本発見(中三)   忘れもしません。   それは中三の冬休み、高校の試験勉強に励んでいる頃のことでした。   気まぐれに兄の机の棚から本を借りてみたら、それがエロ漫画&エロゲー雑誌だったのです。   Tissは親しい友人には下ネタ好きを明かしていましたが、   多くは真面目で硬派な面しか見せていませんでしたから、そういうものとは全く無縁でした。   そこにはTissの知らない世界が広がっていました。   引き出し奥にはさらにエロゲーとエロ写真集が隠されていました。   見つけたのが妹だったら「お兄ちゃん、不潔!」と思うところでしょうが、   Tissはただただ嬉しくて、お宝を探し当てたような気持ちでした。   毎日、新作が追加されていないか確かめることが、新しい日課となりました。   勝手に見ているという負い目が、興奮をさらに高めていたと思います。   これらの書籍から、Tissは次々と性知識を獲得していきました。   ◆総括   「何かあればすぐ先生に歯向かう不良」   「運動神経抜群のスポーツマン」   「話や行動が面白いお調子者」   中学生にウケがいいのはこういった人種です。   ところがTissは・・・先生からの信頼も厚い成績トップクラスの生徒会副会長で、   痩身の運動音痴で、同類の真面目男としか喋らず友達が圧倒的に少ない人間でした。   結論:モテるわけがない。   自分でも言うのもおかしいと思いますが、当時のTissはとてつもなく努力家でした。   学年が上がるにつれて成績はさらに上がり、高校受験では地元の進学クラス合格を果たしましたし、   水泳部では他の部員と比べても遜色無いタイムを出せるようになりましたし、   テクニックが必要な球技はダメでも体力勝負なら対抗できると考え、   年に一度ある持久走では上位2〜3割に入るほど健闘しましたし、   不器用なので授業中に仕上げなければならない課題は散々でしたが、   休暇中の宿題は時間をかけて丁寧に仕上げ、何度か作品が校内に掲示されました。   不良からも一目置かれていましたから、存在感は抜群だったと思います。   しかし、生徒の半数以上が茶髪に染め、一部の授業は壊滅状態で、   生徒の暴力によって先生が病院送りになるなどの暴力事件も起こった問題学年において、   頑張っているTissは異常に浮いていました。   「あんなに頑張るなんて馬鹿じゃないの?」と思われていたかもしれません。   女性関係その他諸々あって、中学三年あたりから、努力しても報われないこともある現実を実感し、   諦念が根底にある人生観を持つように変化していきました。   中学の3年間で、Tissは無垢な心を完全に失ってしまったと思います。   なお、少女Iおよび少女Hとは、高校進学後も接点がありました。   彼女達とのその後については、また別の機会に語りたいと思います。