Tissのエロ漫画レビュー 『ま行』
Tissのエロ漫画レビュー 『ま行』
◇メラメラジェラシー
★JHS 初版発行:2005年9月10日
飛び抜けて光り輝いている話は無く、各話がそこそこ高いクオリティを誇っています。
作家ならではのイロモノ的付加要素が見当たらないので、やや地味に感じるかもしれません。
和姦が優勢ですが、収録が後半になるにつれて陵辱色が濃くなっています。
和姦話では、少女が男に甘える様子や恥じらいながらもエッチする様子を見事に表現し、
平和で幸せなオチを持ってきて、すっきりまとめています。
陵辱話では、どんなに嫌がっても男の力の前ではどうすることもできない無力な少女が存分に犯され、
オチにも光明が見られず、読者のサディスティックな欲望が満たされます。
和姦と陵辱をこれほど高いレベルで描き分けられる作家は、そうそういません。
カップリングも「大人の男×少女」「男性上位」「一対一」という一般的なベースを保ちつつも、
偏らない程度に多様性を維持しています。
端的に言うと、ごちゃ混ぜです。
作家で作品内容を予想して選ぶ人には向きませんが、
許容範囲の広いロリコンには、一層お得に感じられる仕上がりになっています。
■ ベターエピソード ■
●恋のお色気大作戦
「えっと……パンツを脱げば落ちない男はいないって…… メグちゃんが…」
「お願い…先生!! 私を先生の物にして下さい!!」
「……!!?」
『青コーナー 良心代表 モラルマーン』
『赤コーナー 性欲代表 リビドーマーン』
『モラルマン瞬殺―――!!』
「…浅田」
「先生……ダメ…ですか…?」
「後悔すんなよ浅田ぁ!!」
「先生♥」
同級生メグちゃんのアドバイスを律儀に守る浅田咲子(きっと女子中学生)がすんげー可愛い♪
脚を絡ませて中出し誘導→「メグちゃんが言ってたから……」
メグちゃんの言葉は絶対です。
「先…せっ 先…せいっ 先…っ せん…っ せんせ…… 先生…っ 先生ぇっ!!」は反則だと思いました。
●おしかけ幽霊
「お前この部屋で死んだの?」
「ううん すぐそこの踏切」
「ふ〜ん……」
『それで下見の時はいなかったのか?』
「んで? 何したら成仏してくれる?」
「わ 話早い〜」
「ただしっ 金が掛からなくて 時間も掛からない 面倒じゃないやつな」
「だーいじょうぶ 私はただ…… セックスがしてみたいだけなんです!!」
「ばーか 体もねーくせに どうやってセックスすんだよ 冗談は生きてる内に言え」
男は超クール、少女(たぶん女子中学生)はノリノリ。
そのギャップが面白い。
自分から言い出したくせに、恥じらいまくって、感じまくる少女。
赤面して目を逸らして「いれても……いいよ…」に、オラ、すっげぇワクワクしてきたぞ!!
●飼育日記
『○月○日夕方 いつもの場所に車をとめて待つ』
『きた……』
『中学1年 岡本あい』
『俺が見た中で最高の美少女だ……』
『いつか俺の物にしてやる……』
「誰か……ん"っ う"ぅ…ぅ」
『○月○日』
『ついにやった』
『もう後戻りは出来ない』
『しかしそんなことはどうだっていい』
『今はあいをどんなふうに犯すかで頭がいっぱいだ』
拉致監禁して、避妊せずに毎日やりまくり。
それはミラクル・ファンタジー。
オチまでの流れが秀逸。